「ゴルフにおける平常心とは」
今回は、前回のトラブルからの脱出のお話と関連したトラブルを防ぐお話です。
どうすれば、平常心を保ってスイングできますか?という質問を受けます。
「自分の腕前に応じた失敗の処理の仕方を持っていること。
そしてそういう準備(技術と知識、考え方)があること」
とお答えしています。
ボールを曲げて林に入れても、ガケに落としても、
脱出できるという(そういう場面の練習をしてきて、腕前に応じた結果も理解している)自信と安心感がお守りとなり、
それがリラックスを生み、いつもどおりの平常心でスイングできるのです。
不思議なもので、「失敗しても脱出できるさ」または、次の展開に進めるルールや処理の仕方を知っているという自信、
言い換えれば「技術や知識の準備」があれば、かなりの確率で失敗しないものです。
失敗しないというか、ふだん通りの実力が出るということで、現段階の実力以上のことができるということではありません。
ここはカン違いしてはいけないポイントです。
平常心とは、練習でできることを10とすれば、本番では6くらいで実行するときに保たれるものと私は考えています。
緊張下でのプレーに慣れていて、経験も積んでいる人なら、8から9くらいは実力が出せるかもしれません。
プロゴルファーなら、ここ一番という場面、10分の10が出せるでしょう。
しかし、いつも10分の10では神経も技術ももちません。
失敗したら仕方ないと覚悟を決め、今まで練習してきたことを信じ、
うまくいったときだけのイメージを持って「ためらわずに」実行したときに起死回生の1発が出るでしょう。
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