2011年10月
色色ゴルフ
ここ最近、ゴルフグッズに、好きなカラーを取り入れることが流行っています。
カラーボール、カラーグリップを取り入れて、好成績を出しているトーナメント選手もいます。
「ボールの弾道がよく見える。スイングのイメージが出しやすい」
色が人間の心理に与える効果を理解、期待することで、実力を発揮することができるようです。
「好きな色」に囲まれると、心が落ち着くことは誰でも納得でしょう。
以前活躍したポーラクリ―マー選手のピンク尽くめは有名です。
ファッションだけではなく、
「心が落ち着くから」と本人もコメントしています。
私は、結構雰囲気に左右されやすいので、
グリップの色を状況別に分けて入れています。
具体的には、
ドライバーは、「飛ばしてやろう!」と力んでしまいやすいので、
やさしい気持ちになれる、ピンクや冷静になれるブルーのグリップを。
フェアウェイウッドや、5、6、アイアンくらいまでは、
堅実でていねいなスイングができるよう、茶色やグリーンのグリップを。
積極的にグリーン、旗を狙っていきたいショートアイアンや、ウェッジは、
赤かオレンジを入れています。
パターは、直感や予測の力を引き出すパープルがいいでしょう。
なかなか気に入った色のグリップがないのが難点です。
カラーグッズをつけたからと言って、必ず上手くなるわけではありません。
色のパワーを信じることで、今備えている実力を、発揮しやすくなる、と考えることでしょう。
AWとPWの違い
通常のアイアンのセットを購入すると、PW、AW、SWと入っているのが普通です。
グリーン周りからのアプローチショットの場面で,よく質問を受けます。
「ピッチングウェッジ(PW)を使うのと、アプローチウェッジ(AW)とではどう違うのか?」
まず、機能的な違いを見ていきましょう。
PWのロフト角は、約48~50度くらい。AWは、51~54度くらいです。
あなたが、7番アイアンと8番アイアン、または8番アイアンと9番アイアンで、
はっきり飛距離の差が出ないと仮定します。
グリーン周りのアプローチでも、恐らくPWとAWの打球の違いはわからないでしょう。
結論として、実際はそうは違いが出ない、また判らないと考えていいでしょう。
よって、どちらを使うかは、
「好みでいい」
という答えになります。
あなたが、アイアンの1番手ごとの飛距離の違いや差が判る腕前ならば、
グリーン周りでのアプローチショットで、WとPWの違いも判るはずです。
初心者の方ですと、まあどちらでも変わらないということですね。
メーカーにとって、PS、FS、11番、と表記したりします。
意外と知られていないのですが、20年くらい前までは、
AWは存在せず、PWの次はSWでした。
では、今は当たり前となっているAWやPSを取り入れた選手は誰だかご存知でしょうか?
ジャンボ尾崎選手です。
P/Sと表記され、あっという間に標準装備になりました。
知っ得 「粋なマナーグリーン編No2」
グリーン上は、多くのマナーが必要なエリアです。
スコアに直結するからですね。
今回は、
旗竿を抜く人、差し戻す人、持ち方
のマナーを学んでいただきましょう。
プレーヤーのボールが全員グリーンに乗ったら、カップに一番近い人が旗を抜くのがマナーです。
そして、一番最初にカップインした人が、旗を差し戻す役目です。
ボールを拾い上げたら、すぐに旗竿を持ちましょう。
その際、旗が風にパタつかないように、竿に巻きつけて持っておきましょう。
「この人、いいマナーだなぁ」
と、知っている人は知っています。
そんなちょっとしたマナーが、あなたの好感度をアップしてくれるでしょう。
逆に、そんな人を見かけたら、きっと素敵なゴルファーです。
ただ、ゴルフが上手なだけより、
そんな粋なマナーのゴルファーが素敵ですね。
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グリーン上で立っていい場所悪い場所
パッティングは、大変集中力が必要です。
パッティングの際に、同伴者が不用意に動いたり、目に入ったりすると、
集中力の妨げになってしまいます。
グリーン上で順番待ちをするなら、どこに立っていればいいのでしょうか?
パッティングをしている人の真正面から、
■ 左右30度以内で
■ かつ、最低3メートル以上離れたところ
が理想です。
だいたい、気配が感じられない程の間隔だと考えれば良いでしょう。
一方、立っていて悪い場所は、
■ 打つ人の左右
つまりボールが転がるラインの延長線上です。
それと、打つ人の背後の2メートル以内(程度)もNGです。
4、5メートル以上離れていれば、まあOKでしょう。
知って得 「粋なマナーNo1」
パターが終わって、次のホールへ移動するときのエチケットです。
いま終わったカップから、グリーンの外に一番早く出られるところを探しましょう。
グリーンは、最もデリケートなエリアです。
なるべくグリーン面を踏んでいる時間や歩数を減らしたいものです。
ここまで細かく考えなくてもいいとは思います。
しかし、自己満足でもいいですから、グリーンをいたわる気持ちとして、実行してみてください。
次のホールへ遠回りになっても、いち早くグリーンから出て、そこから走りましょう。
そんなあなたの極上のマナーに、次のホールから、
ゴルフの女神もきっとあなたに微笑んでくれることでしょう。
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「カントリークラブ」と「ゴルフクラブ」の違い
日本のゴルフ場は、
■ 「カントリークラブ」
■ 「ゴルフクラブ」
とに分かれますが、カントリークラブと、ゴルフクラブは、本質的には別のものです。
ゴルフクラブは、ゴルフを楽しむクラブ。
カントリークラブは、ゴルフ場に、テニス、乗馬、プールなどの施設を持ったクラブのことです。
アメリカの田園地帯に多く造られたことから、カントリークラブと呼ばれるようになったそうです。
参考文献 「月刊ゴルフレンジ」より
重いクラブと軽いクラブ、どちらがいいの?
「軽いクラブの方が速くスイングできる」
「重いクラブの方が軌道が安定する」
クラブの重い、軽いについては、諸説あるようです。
私たちレッスンの最前線にいるプロの意見も2つに分かれるようです。
軽いクラブ派は、
「重いとカラダが暴れるスイングになりやすい」
重いクラブ派は、
「手先でスイングするクセがつく」
と、どちらも一理あります。両者の中間を取ると、
「 18ホール、そんなに疲れずにプレーできて、スイングできる範囲で最も重いクラブ 」
で落ち着くのではないでしょうか。
しかし、それすら、よくわからないものです。
そんなゴルファーは、きっとキャリアも浅く、練習も少ないことでしょう。
それに、ふだん特に運動もしてないし、筋力もあるほうではない。
だとすれば、
「軽いなぁ~」
くらいの重さのクラブがいいと思いますよ。
ボールの使用期限、保存方法
ボールは生ものではないし、賞味期限はあるのか?とよく聞かれます。
プロレベルですと、はっきり性能が落ちる、とわかりますが、
たとえば、100ヤードの距離を狙って、2~3ヤードのズレを感じられるのがプロです。
アマチュアゴルファーの方ですと、現実、気にすることはない誤差でしょうか。
ただ、気持ちの問題ということもありますから、だいたい2、3ラウンドで交換するといいでしょう。
保存状態ですが、ボールは、熱と水には弱いのです。
真夏のトランクの中は、サウナ並みの熱さですから、
ボール内部のゴムの劣化が進みます。車のトランクに置きっぱなし、はNGですね。
水は、ボール表面のキズから、内部に吸収され、劣化が進んでいきます。
上級者や、プロゴルファーのボールの使い方は、
3ホールごとにローテーションするのが多いようです。
ちょっと休憩させて、といったところでしょうか。
ご参考にしてください。
意外と気づかないミスの原因
意外と気づかないミスに、
「メガネでのゴルフ」があります。
ふだんから、メガネを常用している人は当てはまらないかもです。
ゴルフをするときだけメガネをかける、という人は要注意です。
ふつう、メガネのフレームの真ん中でモノを見ようとするものでしょう。
バックスイングで、肩を回したとき、少なからず、顔も右に回ります。
このとき、ボールの上にフレームがかかり、ボールが見えにくくなりますね。
無意識に、ボールをよく見ようと、肩の回転を浅くしたり、
ダウンスイングのタイミングを速くしたりで、自分のタイミングを崩してしまいます。
あらかじめ、心の準備ができていると、一瞬のボールの見えにくさにも
無意識は対処してくれるかもしれません。
他によく聞くのが、メガネやサングラスをかけると、遠近感が狂うということです。
ちょっと慣れておく必要がありますね。
冬は、コンタクトの人は乾燥を嫌がって、メガネにしたりします。
ゴルフのときに、ちょっと覚えておいてみてください。
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