レッスンを受けるときの考え方・受け止め方 2
「まあまあ」を狙うと、リラックスできて、「まあまあ」以上の結果になりやすいものです。
最悪を回避するためにこそ、最高を狙わない。
「最高」は、「まあまあ」の中に含まれていて、
「最高だけ」しか見えていないと、最悪がとなりあわせになることを考えておきましょう。
最初から「まあまあ」を狙うと、「まあまあ」から「まあまあ以上」の結果が出るものです。
ガケの下や、林の中からの脱出、難しそうなバンカー、傾斜地など、
トラブルに遭遇した場合、どう対処しますか?
そんな場合でも、まずはトライしてみましょう。
「でも、どうやっていいか、ワケがわからなくなる」
という声が聞こえてきそうです。なぜ、ワケガわからなくなるのでしょうか?
現時点の、その人の腕前以上の結果を望んでいる、また期待してしまっているから、
対処法が見えなくなってしまうのです。
「いや、そんなことは望んでいない」
という反論の声も聞こえてきそうです。
全くの初心者、コースデビュー者ですと、何が望んでいいことか、
いけないことかが、わからないのも無理はありませんね。
そんなときは、「1打余計に打てばいい」と考えられれば、ふと余裕が生まれるものです。
「ギリギリ・ぴったり」は狙わない、「まあまあ」の結果を狙う。
難しい場面では上級者でもそう考え、バッチリの結果は望みません。
上級者(上級者になれる人も)は、そんな難しい状況ほど、「まあまあ、そこそこでいい」と
割り切ります。各自の腕前の段階により、「まあまあ、そこそこ」の許容範囲は違いますが。
自信のない状況では、結果に対する誤差の許容範囲をたっぷり見込むことが、
大きなミスにならないコツです。
ピンチ・トラブル脱出の考え方は、「大成功」は捨てて、「30~40点で良しとする」
が一番です。まずは、最悪の事態に陥らないことです。
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