100切りを最短で達成するスイング理論(各パートの標準形)
100切りを最短で達成する考え方や知識
スタンダードスイングの各パートの標準形を知る
スタンダードスイングのアドレスからフィニッシュまでの7つのパートの部位に分けて、特徴を説明していきます。
スタンダードスイング理論は
「良いスイングは、良いアドレスから生まれる」
ことを根本的な考え方とします。
「良いアドレス」を1つ目のパートとします。
良いアドレスを作るためには、4つの項目を守りましょう。
最後にクラブごとの球の位置は適正か、です。
昔から、
「構えを見れば、打たなくてもその人の腕前がわかってしまう」
と言われています。
私は、「これから打つショットの運命は、8割以上決まっている」と考えています。
つまり、アドレス次第で、ナイスショットかミスショットかが、ほぼ決まってしまうということです。
体重は徐々に右足に乗っていきます。手元が肩の位置では、コックは完全に完了します。
3つ目のパートはトップ・オブ・スイングです。
4つ目のパートはダウンスイングです。
切り返しと呼ばれるダウンスイングの始動は、左足と腰がやや先行していきます。
上半身と下半身のズレが生まれ、体重は左足に乗っていこうとしています。
バックスイングで準備したパワーを解放し、球に伝えていく動作がアンコックです。
ここでは、アンコック(腕とシャフトとの間にできた角度をほどく)前の位置と、
アンコック後の位置の2段階に分けています。
アンコック前では、まだクラブヘッドは上空を指し、アンコック後の手元の位置と角度は、
バックスイングの腰の位置(左腕が8時)とほぼ同じが理想です。
5つ目のパートはインパクトです。
顔は打つ人から見て球の右に位置するのが理想で、この形はビハインド・ザ・ボールと呼ばれています。
手元はほぼアドレスの位置に戻り、目標側に流れていません(身体の幅の中にある)。
下半身からダウンスイングできれば、アドレス時よりも腰は目標側に向き、
わずかにハンドファーストの角度が強まり、球にしっかりとパワーが伝わっていきます。
右ヒザと右肩も著しく前へ出ないことがポイントです。
6つ目のパートはフォロースルーです。
グリップが腰の位置(4時の位置)と肩の位置との2段階に分けています。
手元を身体から離していかないことがポイントです。
グリップが腰の位置では、バックスイングでのグリップが腰の位置とほぼ左右対称です。
7つ目のパート、最後にフィニッシュです。
「構えと終わりが良ければ、途中も良し」と述べたように、
スタンダードスイング理論では、フィニッシュは、
アドレスとともにとても重要な位置とします。