士業の先生も、ゴルフはビジネススキルとして必要です
解説者プロフィール ⇒ こちら
私の運営する倶楽部ゴルフジョイでは、これまでいろんなジャンル、
業界の人にレッスンを受けていただいてきました。
ビジネスパーソンはもちろんですが、案外多いのが税理士さんや
弁護士さん等の士業の「先生」と呼ばれる方です。
お話を伺っていると、士業の先生方が顧問を務めている会社の社長さんの多くが、大のゴルフ好きとのことです。
ゴルフ好きの社長さんなら、”ゴルフ好き”の「先生」を選ぶようです。
事実、私のレッスンを受けていただいている何人かのゴルフ好きの社長さんは、
「税理士(弁護士)の先生は、専門の分野が優秀なのが一番だが、ゴルフ好きならなお良い」
と言っています。私のレッスンを受けていただいた士業の先生たちは、
お客さん(顧問先の社長さん等)に頻繁にゴルフに誘われるのですが、
「ゴルフはやっていないし、できない」
と、ひたすら断り続けていました。さすがに断り続けるのも限界だと感じてきたようです。
意外にも、士業の先生でゴルフをたしなんでいる人は、そう多くはありません。
それなりのご年齢(50~60代)で、前述のような理由でやむを得ずゴルフを
始めなければならなくなって、困り果てて私のところに、
「とりあえず、お付き合いでゴルフができる程度を教えてほしい!」
と駆け込み寺のごとくレッスンを受けに来られます(笑)。
「とりあえず、お付き合いでゴルフができる程度」とはどれくらいの腕前なのでしょうか?
私の個人的な見解ですが、スコアで言えば、最低120以下でしょう。
ゴルフは重要な営業活動になる
特に、顧問先や取引先の主催コンペには、重要な営業活動の一環として優先的に参加をしておきたいですね。
「とても参加できるような腕前じゃない」
「ヘタ過ぎて、見せられたものではない」
とお思いでしょうか?「先生」は、ヘタでいいのです。
むしろお客さん(顧問先の社長さん等)より、ヘタであるほうが望ましいでしょう。
なぜなら、お客さんにかえって親近感や優越感を抱いてもらえるからです。
ゴルファーの多くは、自分よりヘタな人がいることで安心できるのは、誰しも心当たりがあるでしょう。
ましてや、平素頭を下げてお願いしている「先生」がゴルフがヘタなら、ひそかに優越感に浸れるのかもしれません。
なので「先生」であるあなたは、ゴルフはお客さんに華を持たせ、
本業で自信とプライドをお持ちいただければ良いのではないでしょうか。
オフィスで「先生、先生」と言われてもてはやされても、「先生」を選ぶのはお客さんです。
「先生」は、お客さんの都合次第で、簡単に切られる立場にあるのです。
私のレッスンを受けていただいた士業の先生方は、そんな不安を感じ取ったので、
慌ててゴルフを始めることになったのだと、話してくれました。
ゴルフ場では ”捨てるもの” がある
士業の先生方に求められるのは、“ゴルフが上手”なことではありません。
お客さんの誘い(ここではゴルフ)に顔を出すことであり、
顧問先の社長のゴルフの自慢話を聞いてあげることです。
彼らのプレーはよく見てあげて、たとえば食事時にでも、
「あの池越えのショットはすばらしかったですね!」
などのほめ言葉を述べてみましょう。たちまち上機嫌になるはずです。
ゴルフ場では、「先生」の立場もプライドも捨ててしまいましょう。
営業も含めた仕事上のお付き合いは、夜のお酒もいいですが、ゴルフこそ最上最善ではないでしょうか。
ゴルフプレーは、18ホールの中に悲喜こもごもがあり、様々な感情を共有できます。
ゴルフ場では食事もでき、叫んだり笑ったりしたプレー後は、風呂まで一緒に入れるのです。
ゴルフほどコミュニケーションを深められる手段は他に見当たりません。
もし、あなたが士業の先生で、ゴルフをやっていないのなら、すぐにでも始めてください。
私が主催する倶楽部ゴルフジョイのレッスンなら、
“どこよりも速く”、“どこへ出ても恥ずかしくない”
「一人前」のゴルファーにして差しあげられることをお約束します。