100切りを最短で達成するスイング作りと練習法19
~シングルハンディ、競技ゴルファーにも効果的~
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バンカーショットが簡単に打てる これで100切り達成だ!
100切りで悩んでいるゴルファーの苦手項目の一つに、
バンカーショットが挙げられます。
ふだん練習場でもなかなか練習できないので、
技術が習得しづらいのは仕方ないかもしれません。
しかし、そういったハンデがある分、
打ち方の理論や知識は備えておくべきです。
100切り達成をわずか2~3打で逃してしまった理由として
「バンカーから出すのに3回もかかってしまった」
「バンカーからホームランしてOBになってしまった」
等、よく聞く話です。おもしろいもので、逃げれば逃げるほど、
なぜかつかまってしまうのがバンカーなのは経験済みでしょう。
バンカーショットは、フェースを開いたりスタンスを変えたりと、
何やら難しそうな打ち方と思われているようです。
本項目では、高度な打ち方は後回しにして、
100切り達成のためのバンカーショットの打ち方を見ていきましょう。
《ここが我流スイングへの落とし穴だった!》
なぜバンカーショットが苦手になってしまったのでしょうか?
私の実感では、バンカーショットの定番理論である
「オープンスタンスとオープンフェース」
が習得できず、また理解にも努めなかったことが原因です。
サンドウェッジの特徴であるバウンス機能(砂を弾いて潜らない)も知ってはいるが、
発揮できるまで至っていない。加えて練習不足とくれば、
バンカーショットの失敗を重ねてしまい、
強い苦手意識がついてしまうのは当然です。
サンドウェッジのバウンスは、オープンフェースにしないとうまく機能せず、
オープンスタンスで目標に対してアウトサイド~インサイド軌道で
スイングしないと方向性が出せません。
さらにやっかいなのが、砂質の見きわめができないと、
バウンス機能がかえってマイナスに働いてしまうことです。
砂がフカフカでなければ、バウンス機能はかえってじゃまになってしまうからです。
昨今のゴルフ場の通常営業では、トーナメントで見るようなフカフカのバンカーは希少で、
砂は少なめで固くしまっている傾向です。
砂質の見きわめやバウンス機能の感覚がつかめる前に失敗が先立てば、
苦手意識だけが強くなり、
我流スイングのバンカーショットになってしまうのは残念です。
自分流スイングへの転換のコツ
100切り達成のためのバンカーショットは、
1発で脱出できて2パット圏内によれば充分合格といえます。
自分流スイングのバンカーショットでは、
よりやさしい打ち方で、確実にバンカーから脱出することを目指します。
とにかくバンカーから1発で出せればいいだけなら、
スクエアフェースとスクエアスタンスで、身長程度の土手は充分越せる高さを出せます。
バンカーショットもアドレスが重要です。
“うまくダフる”ために、ヒザを深めに曲げ、腕の動き主体のスイングをします。
芝からのショットに比べて、身体の回転は少なめでフットワークは抑え気味にします。
《正しい解釈のポイント》
バンカーショットの一番のポイントは
「球は打たないで砂を打つ」
ことです。スクエアフェースとスクエアスタンスなら、
バウンス機能はわずかしか働かないので、確実にダフれます。
構え方と打ち方はアプローチとほぼ同じですが、砂の抵抗があるので、
アプローチショットの3~5倍飛ばすイメージでショットします。
しかし、バンカーショットが苦手なゴルファーにとって、
それだけ振るのはかなりの恐怖心があるでしょう。
サンドウェッジの機能の知識や、よりやさしい打ち方を目指す
自分流スイングのバンカーショットの理解が、その恐怖心を勇気に変えてくれるはずです。
あなたの100切り達成を心から応援します!
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