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パターは、「高い、最新」が入るのか

シングルハンディ、競技ゴルファーのゴルフ上達塾

~ ハンディ5以下になるための正しい知識と理解を深める ~

 

2大人気パターモデルと言えば、オデッセイ、スコッティキャメロンでしょうか。
定期的にモデルチェンジもされ、”それなり”の値段がします。
特にスコッティキャメロンは、4万円以上する高価なパターで、材質やデザインが洗練されているのが特徴です。

オデッセイは、フェース面のインサートに樹脂を埋め込んでいたりして打感を柔らかくし、
高速グリーンでタッチが出しやすいのが特長です。マレット型で安定感に優れ、
ストレートに近い軌道でストロークできるので、初心者から上級者まで幅広く人気があります。

 

シングルハンディレベルのゴルファーのパターを選ぶ基準は?

競技ゴルファーやシングルハンディレベルのゴルファーになってくると、パターに対する好みや自論もあることでしょう。
パターを選ぶ基準や目安は、およそ以下になるようです。

● ヒットした打感の好み
● 気持ちよく(イメージ通りに)ストロークできるかどうか
● ヘッドの形が好み
● 機能性の好み
● グリップの感触がしっくりくる

 

パッティングが上手い人程、その人なりのこだわりがあります。
「高い、最新」だから入るというより「高い、最新」のギアは、
ゴルファーの悩みや経験をテクノロジーとして込められています。
それらに見合う技量の持ち主が、結果的に「高い、最新」のギアを選ぶことになり、それが入ることになるのでしょう。

だから、「高いパターは入る」「最新のパターは入る」と”思われる”のです。

「見合う」技量が備わっていないゴルファーが「高い、最新」のパターを使ったとしても、
残念ながら、良い結果は期待できないでしょう。

 

 

エピソードを二つ。
現在はシニアツアーで活躍しているデビッド・イシイというプロは、1987年に日本ツアーの賞金王になりました。
その時に使っていたのが、何と中古ショップで購入した数千円のパターだったそうです。

トッププロになると、メーカーから高級なクラブをいくらでも支給してもらえるのに、
数千円の中古のパターで賞金王にまでなってしまったのは驚きです。

アメリカのツアーでは、自分の子供のパターを使って優勝した選手もいました。
自分のパターではあまりにも不調で、半分ふざけて30センチ程の長さしかないパターを使ったのでした。


「弘法筆を選ばず」なのか「弘法筆を選ぶ」のか、は私にもわかりません。
シングルハンディを目指す方は、すでにパッティングの基礎的な知識と理解、動作ができていてことでしょう。
こだわりや好みで選べば、自分に合う一本を選択できることでしょう。

 

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