シングルハンディが目指すショットのレベル
シングルハンディ、競技ゴルファーのゴルフ上達塾
~ ハンディ5以下になるための正しい知識と理解を深める ~
ツアープロのショットのレベルを表したデータはご存知でしょうか?
以下に挙げてみます。
● ドライバーのFWキープ率 = 約50~70%
● パーオン率 = 約65%
● 平均パット数(18ホールの) = 約28パット
● パーキープ率(寄せワン率)=約70~80%
もちろん個人差や調子によって変動しますが、およそこれくらいです。
意外に高くないと思いませんか?
ただし、パーキープ率は高いですね。
平均パット数も、30を下回っています。
つまり、アプローチとパットのレベルが高いということですね。
見方を変えれば、グリーンに近づいていく程、数字が良くなっていくということです。
逆に、グリーンから遠のく程、数字は低いですね。
このような数字の動きで、18ホール70~72ストローク平均になっていきます。
【シングルハンディが目指すショットのレベル】
では、アマチュアゴルファー代表のシングルハンディが目指すショットのレベルを考えてみましょう。
ドライバーの精度
●次に打てる(スイングできる)ところなら良し、としたい。
●2打目以降は、良いライでならナイスショットが打てるのは当然とします。シングルハンディレベルや競技ゴルファーなら、バンカーや傾斜地、ラフ、林の中からでも、打っていける技量を目指しましょう。
そんな場面からでも打っていけるから大丈夫、という自信が、
ドライバーショットの余裕を生むのです。
【技量に応じた適正な考え方】
グリーンに届く距離なら何でもかんでも、ピンを狙うのは良い考え方とは言えません。
グリーンを狙うショット、もしくはグリーンに届く距離のショットは、どう考えたら良いでしょうか。
シングルハンディレベルなら、
● 100ヤード以内なら、グリーンを4分割イメージして4分の1のエリアを狙う
● 130ヤードまでなら、グリーンを3分割イメージして3分の1のエリアを狙う
● 150ヤードまでなら、グリーンを2分割イメージして2分の1のエリアを狙う
● それ以上の距離ならグリーンに乗れば良し
● ギリギリ届く距離ならグリーンのそばまで行けば良し&「外してはいけないエリア」に外さなければよし
上記、参考にしていただければ幸いです。
【プロのパー5でのバーディ奪取率】
USPGAツアー選手の、パー5の3打目でバーディを取っている確率は予想できますか?
● 30ヤード以上なら30%未満
● 30ヤード以内でやっと半分程度
意外や意外に低いですね。だから、2オン狙いで強引にバーディ、イーグルを獲りに行くのでしょう。
ショットが良くないと、シングルレベルには到達できないと考えているゴルファーが多いようです。
プロでさえも、パーオンの確率は65%程度ですから、
シングルハンディレベルでは、40~50%で十分でしょう。
となると、グリーン周りからのアプローチとパッティングで、
半分は寄せワンパーを拾っていかないと、70台は厳しくなりますね。
シングルハンディや競技で活躍することを目指しているゴルファーは、
上記のデータを参考にして今後の練習方法を検討されると良いでしょう。
あなたのシングルハンディ入りを心から応援しています!