ナイスショットにつながるティアップ術 2
シングルハンディ、競技ゴルファーのゴルフ上達塾
~ ハンディ5以下になるための正しい知識と理解を深める ~
目標の目印(スパット)の作り方、その方法ではミスします!
ハンディキャップが12~10くらいの ”もう少しでシングルハンディ” の方と、
実際のシングルハンディの方との違いを考えてみましょう。
ハンディキャップ12くらいの方が、なぜシングルハンディになれないのかを聞いてみたら、
「自分がシングルになれないのは、スイングが悪いからだ」
と思っているようです。
しかし「飛距離や球筋は、シングルとそう変わらないか、自分の方が上だと思う」と言います。
倶楽部ゴルフジョイでは、そんな方をたくさんレッスンしていますが、ショットだけ見るとシングルハンディと比べても遜色ありません。
では、シングルハンディと、何がどう違うのかと聞いてみたら、
1打のミスの、頻度と度合いが違う
と言います。例えば、
■ OBや池ポチャの数が、より少ない。
■ 曲がり幅がわずかに少ない気がする。結果的にOBや池ポチャがギリギリで助かっている。
■ 結果オーライが多いような気がする。(偶然にしては多いような??)
シングルハンディに到達できない方たちは、上記の理由がわからないと言います。
【シングルハンディになれた人、なれない人の差とは?】
私が両者の違いの理由として挙げたいのは、セットアップの正確さや重要性の認識にかなりの差があるということです。
ここでは、シングルハンディの方のティイングエリアでの1シーンを例に挙げてみます。
● 3点を結んだターゲットラインをクリアにイメージしている。
※ 3点とは、球(出発地点)、目印(途中地点)、目標地点のこと。
● ティアップしたら、必ず3メートル以上後方から確認している。
シングルハンディプレーヤーや競技ゴルファーは、上記の地味なポイントが大変ていねいに、
かつスピーディに、全てのショットで実践できています。そういった練習をしてきています。
もちろん、都合よく目印が見つからないこともあるものです。
そんな場合は、ラインをイメージしていくしかありません。
上級者は、構え方のわずかなズレで1打の結果が変わり、
18ホールでなら数打変わってくることを十二分に認識しています。
一方、シングルハンディに惜しいところで到達できないゴルファーは、
上記の点を軽視し、スイング理論にばかりこだわっている傾向があります。
【正しく構えるための目印(スパット)の見つけ方】
わかりやすくするために、球を目印と見立てて説明します。実際は、ディボット跡や枯葉、
場合によっては、芝の模様でも目印にしてイメージできる練習をしていきましょう。
重要なのは、3点を結んだラインを信じることです。慣れないと、左に向いている感覚がすることでしょう。
信じることができるためには、徹底した確認しかありません。最初は、クラブを置いて確認してみるのがおススメです。
しかし、2019年からルール違反になりましたので、競技やコンペではできません。
あくまでプライベートのラウンドで実践してみてください。
球、目印、目標の3点が一直線に、クリアにイメージできたら、ナイスショットは約束されたようなものです。
ハンディ10~12のゴルファーなら、練習場では素晴らしい弾道が打てていることでしょう。
コースで素晴らしい弾道が打てるかどうかは、セットアップ次第なのです。
あなたのシングルハンディ入りを心から応援しています!