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シングル系

ナイスショットにつながるティアップ術 3

シングルハンディ、競技ゴルファーのゴルフ上達塾

~ ハンディ5以下になるための正しい知識と理解を深める ~

 

打ち下ろし、打ち上げの注意点

ドライバーショットの豪快な打ち下ろしは爽快感があり、飛距離のだいご味を味わえますね。
しかし、グリーンを狙う打ち上げや打ち下ろしでは、距離感を合わせるのに苦労していませんか?
特にパー3ホールのティショットでは、打ち下ろしによく出くわします。

どれくらい(数値)の打ち下ろしかは、カートに備え付けのコースガイドやナビですぐに判るでしょう。
高低差を測る機能が付いている測定器を持っていれば、越したことはありません。
シングルハンディレベルや競技ゴルファーは、測定器で出た数値を目測と照らし合わせながら記憶しておきましょう。

 

打ち下ろしの大まかな目安

7番アイアンくらいを基準として5、10、15、20ヤードでつかむと良いでしょう。
 

■ 軽い打ち下ろしなら5ヤードとして半クラブ程度飛ぶ

■ 明らかに打ち下しと感じるなら10ヤードとして1クラブ程度飛ぶ

■ スキー場のハイジャンプのような打ち下ろしなら20ヤードとして2クラブ程度飛ぶ


ウェッジなどは、弾道の放物線の頂点からの落下が垂直に近くなるので、打ち下ろしの影響は少なく、
UTやウッド系のような弾道の低いクラブは、逆に打ち下ろしの影響を多く受けます。

7番アイアンを基準に、番手によってプラス・マイナスのサジ加減もつかんでいきたいですね。
また、弾道の持ち球(高め/低め)によっても個人差が出てくることも考慮しましょう。

 

打ち下ろしの適正な構えと打ち方

20ヤードも打ち下ろしているグリーンを見ると「見下ろし度合」が強まります。
結果、右肩が前に出てしまったり、左肩が下がったりして左足過体重になってしまいやすいです。
そんなアドレスでスイングすると、極度なアウト~イン軌道になったり、
入射角が鋭角になり過ぎたりしてミスショットしてしまうでしょう。

打ち下ろしでの目線は、グリーンを見下ろすのではなく、
イメージの垂線をグリーン上から目の高さまで立ち上げ、その付近に目印を見つけましょう。
その目印に向かって打っていくと普段通りのスイングができるはずです。

 

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