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シングルハンディがスイングの調子を崩さない理由

シングルハンディ、競技ゴルファーのゴルフ上達塾

~ ハンディ5以下になるための正しい知識と理解を深める ~

 

9~6までの、片手シングルハンディになれないシングルプレーヤーの中には、
途中から調子を崩してしまう人が多く見られます。

シングルハンディや競技ゴルファーの中でも、試合に”強い人”はプレー中に調子を崩しません。
もし、ミスしても被害は最小限に抑えてきますし、結果オーライにすらしてしまうことが多いです。

ミスもすぐに修正してしまいます。

ではなぜ、そんな”おいしい”話になるのでしょうか?

 

それは、

1.球に対して構えていない

2.球に対してスイングしてない


の2点を守っているからです。具体的に、どういうことなのか見ていきます。
その前に、以下の2点を確認しておきましょう。

■ ターゲットライン

■ ボールライン


シングルハンディを目指すレベルのゴルファーなら、当然知っていることでしょうが、
念のために説明します。

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ターゲットラインとは、球とターゲット(狙う地点)を結んだイメージ上のラインのこと。
ターゲットラインは、後方(構えた位置から見て右側)もイメージできるようにしておきたい。

 

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ボールラインとは、ターゲットラインから球までを直角に結んだイメージのラインのこと。

構えでは、常にこの2つのラインのイメージが必要である。片方のイメージが欠けたら、アドレスは狂いやすい。

 

 

球に対して構えない、では何に対して構える?

 

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ターゲットラインに対して構えることです。
球に対して構えたら、ターゲットラインに対して構えたことになるかは不明だが、ターゲットラインに対して構えたら、球に対して構えたことにもなる。

調子を崩す、ミスショットの最大の原因や理由は、真っ直ぐに立てていないからです。
ターゲットラインをイメージして真っ直ぐに立てるようになると、練習場と同じ調子が保てます。

 

 

ターゲットラインに対してスイングする

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バックスイング7時~8時の位置に上がっていく場面です。

ターゲットライン後方に沿って、クラブヘッドがゆるやかにインサイドに入っていきます。

 

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バックスイング9時の位置
グリップエンドの延長は、ターゲットラインを指すのがポイント。

ターゲットラインをガイドラインにすると、ミスしにくい再現性の高いスイングが作っていける。

 

 

構えで逃げて、スイングで逃げない


■ ”怖さで逃げた”構え

目標を狙いたいけど(目線は目標に合っている)、左サイドに池などがある。
怖さから逃げたい気持ちが構えに表れてしまい、身体が右に向いてしまっている。
目線(願望)は目標に向いているが、スイングは、池の右方向に逃げて振りたくなるため、スイング軌道は狂ってしまう。

■ ”計画的に逃げた”構え

目線は、願望の目標(フェアウェイセンターやグリーン上のピン等)ではなく、「第2の目標」にある。
「左の池には入れないようにスイングしよう」よりも、「右にある3本目の松の木に向かって打つ」という狙い方をしたい。
逃げの意識ではなく、前向きな意識になり良いスイングを生むでしょう。

■ ”保険をかけた”構え

「余裕を持った」「計画的に逃げた」構えなら、もしミスしても結果オーライになりやすい。
例えば、目標の右に計画的に逃げて構えていたとしましょう。ミスして左に引っ掛けてしまっても、
逆にうまく狙った地点に寄ることがあるでしょう。そんな場合は「保険がおりた」と考えます。
ミスしなかったら、近くには寄らなかったけど(右に計画的に逃げて構えていたから)、
計画通りにスイングできたのだから、ナイスショットだったと考えるのです。

 

シングルハンディを目指す方はもちろん、5以下を目指す方や競技で活躍したい方は、
「ターゲットライン」と「ボールライン」が強力な武器となりお守りとなります。

ナイスショットの再現性の高いスイング、調子を崩しにくいスイングを作っていきましょう。

 

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