ゴルフが上手くなる記事
vol.57 フェアウェイバンカーからナイスショットを打つ
100切り達成自分流スイング作り・オンラインレッスン
vol.57
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フェアウェイバンカーからナイスショットを打つには
バンカーショットの応用編です。
①は「構え方」
②は「打ち方」
③は「注意点」
の順で説明します。
100切り達成を目指す段階では、主に7番アイアンまででトライしましょう。
PART① フェアウェイバンカーの構え方
スタンス幅は芝の上のショットよりも、
少し狭めにしてください。
ダフりにくくなります。
球の位置は、スタンスの中央か、
ダフリそうなら1個分右よりに置いてください。
体重配分は、6:4くらいの感覚で
左足にかけます。
リーディングエッジを球の赤道付近にセットし、
クリーンにインパクトできる構えを作りましょう。
【スイング軌道の最下点を意識】
球の赤道をイメージすると、ダフリを防げます。
普段の練習では、クラブヘッドを
浮かせて構える練習もしておきましょう。
【効果的な練習法】
練習場のマットからの練習では、
高めのティアップでアイアンの練習をすると
コツがつかみやすいでしょう。
クラブヘッドがティに触れないように球をとらえていきます。
【成功のポイント】
積極的なフットワークは控えましょう。
1クラブ大き目のクラブを選択し、気持ち短くグリップすることでダフりを防げます。
PART② フェアウェイバンカーの打ち方
ダウンスイングは、”おとなしく”下ろす意識で。
体重移動もほとんど無くても良い。
スタンス幅を狭くしているので、
腕を振れば、自然に体重移動が起こる。
ここで力むと、足場がズレ、
最下点が定まらずダフりやすくなる。
【ガードバンカーとフェアウェイバンカーの違い】
バンカーショットは、「球を直接打たない」場合と「球を直接打つ」場合の2つの打ち方があります。
フェアウェイバンカーは、「球を直接打つ」打ち方なので、ガードバンカーと区別しておぼえましょう。
PART③ フェアウェイバンカーの打ち方の注意点
飛距離は欲しいですが、注意点を守らないと土手に当たったり、出すだけになってしまうことに!
左足体重に構えることで、インパクトゾーンの
入射角が鋭角になりダフリにくくなります。
しかし、芝の上からのショットよりも打ち出す
角度は低くなることを覚えておいてください。
球の位置と土手の高さの見きわめ、クラブ選択(残り距離が長くても、土手の高さにより希望の番手が持てないことがある)が成功のポイントになります。
クラブ選択の判断に迷った場合は、
1~2番手ロフト角の多いクラブに変更しましょう。
目標に、距離的に届かなくなったとしても
大失敗(土手に当たって出なかったり、
大ダフリしたり)は免れます。
土手が低い場合は、ユーティリティか
フェアウェイウッドでもトライしてみてもいいでしょう。
球が飛び出す角度をイメージできることが
重要なポイントです。チェックの方法として、
画像のようにクラブを逆さにして踏んでみると、
球の飛び出す角度がイメージできます。
実際は、この角度よりも少し低め(の角度)に
見積もってクラブ選択の目安にしましょう。
【フェアウェイバンカーからのナイスショットは、良いスイングの証】
フェアウェイバンカーからのショットは、スイングの良さを試される場面です。
スイング軸、体重移動、適正なスタンス幅や球の位置など、
芝の上からのショットよりも、ミスの許容範囲がかなり狭くなります。
フェアウェイバンカーからナイスショットが打てるということは、
そのスイングはほぼ完成されていると言っていいでしょう。
自信がつけば、ウッドででも打っていけるようになります。
そうなれば、ティショットでのドライバーショットはかなり安心して打てることになり、
逆に言えばドライバーショットの安定につながってきます。
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vol.52 バックスイングで左腕は伸ばさないといけないのか?
100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン
vol.52
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バックスイングの左腕は、まっすぐに伸ばすべきなのか?
100切りにお悩みのゴルファーのみなさんの、バックスイングから
トップの位置までの左腕は、どのような状態でしょうか?
雑誌やテレビ中継で観る今人気の選手のバックスイングは、
トップの位置までの左腕は、ビシッと伸びてカッコいいです。
松山英樹選手や石川遼選手も、スッと左腕が伸びていますね。
一般的には、「バックスイングの左腕はしっかり伸ばせ」と、定説のごとく伝わっているようです。
ゴルファー同士のゴルフ談議や教え合っている風景を見ていても、
「左腕はまっすぐに伸ばして!」
との声がよく聞かれます。私も日々のレッスンで、
「バックスイングで左腕が伸びないのだけど、どうしたら伸びるのか?」
を聴かれないことがないくらい、この質問を受けます。
☆★“その定説”を徹底検証する☆★
多くのゴルファーの理解として、「左腕をしっかり伸ばせ」というと、
「ピンと突っ張る」ことになってしまうのではないでしょうか?
私のレッスン経験でも、左腕は “伸ばさなければならない”と思い込んでいる人が圧倒的に多いという実感です。
左腕をピンと突っ張った状態で、わずか数センチ大のボールをきれいに打てるでしょうか?
関節をピンと突っ張ることは、手先の感覚を鈍くし、腕の力も落としてしまいます。
例えば、腕をピンと突っ張っては、重いものは振りにくいし、
クラブを振ってみても、全くヘッドスピードが上がりません。
以下の画像は、重い物を、
【上の画像】 腕を伸ばして振っている
【下の画像】 腕をたたんで振っている
下の画像の振り方が、スムーズに速く振れることがわかります。
ちょっと実験です!
クラブを逆さに持ってスイングしてみてください。
※ 下の3枚の画像は、クラブとグリップを反対にして振っています。
①と②の違いは、すぐにわかることでしょう。
バックスイングで左腕をピンと伸ばそうとする人は、フォロースル―でも腕を伸ばそうとするものです。
腕は短く使った方が、圧倒的にヘッドスピードが上がります。
≪腕を伸ばした状態とは?≫
ゴルフスイングにおける、「腕を伸ばした」状態を考えてみましょう。
腕の関節は、ごく自然にダランと垂らした状態では、軽い「くの字」になっています。
これが腕の「伸びている」状態です。
多くのゴルファーは、バックスイングで、
「腕を伸ばした」=「腕を突っ張る」
と解釈しているのではないでしょうか?
腕(肘)を突っ張ってしまうと、腕全体の感覚が大きく落ちて、
バックスイングからトップにかけて相当苦痛を感じることでしょう。
この状態でわずか数センチ大のボールをきれいに打てるのでしょうか・・・。
ゴルフ雑誌で「プロの身体測定」の記事で見たのですが、
松山英樹選手、石川遼選手ともに、肩の関節は異様とも言えるほど柔らかいです。
他のプロゴルファーも、両選手に近いものがありました。
スイング的には、「肩の可動域が広い」と表現されています。
一般的なアマチュアゴルファーの柔軟性とは、比較にならないでしょう。
≪左腕の感覚が鈍くなる例≫
ホワイトボードに字を書く際に、肘をピンと突っ張って書けるでしょうか?
適度にヒジを曲げるはずです。
この場合は右腕となりますが、意味は解かっていただけると思います。
このように、腕(ヒジ)の関節は、適度に曲げている方が、
操作性が高く、適正な使い方ができるものなのです。
ヒジをピンと突っ張ると、手首の動きや滑らかさが大きく制限され、
操作性が著しく落ちます。ゴルフクラブでも、ほぼ同様です。
肩回りの関節の可動域が狭い人、柔軟性が低い人が、
バックスイングで左腕を突っ張った状態からダウンスイングを始めると、
ダフったりトップしたりで、球をスクエアにとらえることが難しくなります。
さらに、インパクトゾーンで必要なスナップを利かせられません。
思ったようにスイングできないゴルファーのほとんどが、
バックスイングの左腕は突っ張るものと思い込んでいます。
もしあなたが、このタイプなら、ここで選択をしてみましょう。
■ 日々の練習にストレッチを取り入れ柔軟性のアップに努めるか、
または、
■ 腕は曲がっていてもオッケーとして、そのままでスイング作りを続けていく
私のレッスンを受講していただいている方たちには、
「左腕は曲がっていても問題ありませんよ」
とアドバイスしています。
上記の身体の使い方や意味を説明すると、深く納得していただけるようです。
左腕は曲げたままでもOKと、ご自分の柔軟性に合ったスイング作りにとりかかると、
すぐに、一気に上達していきました。
もちろんその後、見事に100切りを達成したことは言うまでもありません。
スイングに悩んでいるゴルファーは、左腕を何とか伸ばそうと頑張るようです。
しかしストレッチはあまりやりませんが・・・。
となると、できないことは、それはそれで「受け入れる」思考の柔軟さが、上達のポイントになりそうです。
以下のページを参考にしてみてください。
バックスイングでの左腕の伸びは個人差による。
柔軟性に乏しいゴルファーは、むしろ左腕を軽く曲げてバックスイングしていく
バックスイングの左腕が伸びるかどうかのチェックの方法をお教えしましょう。
右腕を背中に回し、左腕一本でバックスイングしてみてください。
これ以上左腕が上がらない位置で、右手を付けた形があなたのバックスイングの適正な形です。
どうですか? 左腕はビシッと伸びていますか?
左腕一本でバックスイングしていくと、小手先では上がっていきません。
ボディーでしっかりねじらないと、肩もほとんど回らず、
とても低い位置のトップになってしまうでしょう。
100切りがラクラク達成できるあなた流スイングへの転換のコツ
ストレッチの項目の、「両手を頭の上で伸ばして合わせる」で、腕が真っ直ぐに伸びない人は、
残念ながら、バックスイングでも左腕はビシッとは伸びないでしょう。
これは、あくまで現時点であって、ストレッチの継続で、
伸ばせる可能性が芽生えてくる、また伸ばせるように目指すことが大事ではないのでしょうか。
100切りがラクラク達成できる自分流スイング作りにおいて、
■「左腕が曲がっているデメリットはない」
■「無理に伸ばすメリットもない。インパクトで伸びていれば良い」
と考えてください。
柔軟性の低いゴルファーが、左腕を無理に伸ばそうとするなら、むしろデメリットになると、私は考えています。
プロのスイングは、左腕は真っ直ぐ伸びてはいますが、決してピンと突っ張っているわけではありません。
プロでも、バックスイングで左腕が曲がっている人は多数いますし、
シニアのプロになると、ほとんどが曲がっています。
よほど柔軟性に富んでいるゴルファー以外は、バックスイングでの左腕は、
ゆとりを持たせたほうが、身体はよくねじれるはずです。
まとめますと、
バックスイングでの左腕の伸び具合は個人差による。
柔軟性に乏しいゴルファーは、左腕はむしろ軽く曲げるくらいで良い。
となります。左腕は、ダウンスイングで振りおろしてくる勢いで、自然にアドレス時の長さに伸びていきます。
そのためには、グリップや肘に力が入らないように意識しておくことです。
ゴルフスイングの見栄えの美しさは、「柔軟性の高さに比例する」といっていいでしょう。
☆★上達につながる正しい理解☆★
簡単なチェックをしてみましょう。
バックスイング~トップの形を作り、10秒間以上静止できる状態での左腕の曲がり具合が、
現在のあなたのバックスイングの適正な形です。
無理をして左腕を突っ張って見た目のカッコよさを追求するか、左腕が多少曲がっていても、
確実にボールに当たるスイングにするかを選択するのは、ゴルファー一人一人の考えによるでしょう。
~ スイング作りに「こうでなければならない」ことは少ない ~
バックスイングで左腕がきれいに伸びるゴルファーは、
そもそも最初からそんなことを意識しないくらい柔らかいものです。
ほとんどが、ジュニアゴルファーか、若手のプロゴルファーでしょう。
“伸ばさなければ”と思った時点で、伸ばせるタイプではない、と考えるのが無難です。
スイング作りでは、「~しなければならない」や「~してはならない」ことはほとんどありません。
個人差を知り、自分の適正を見つけることで、あなたのスイング力はまだまだアップしていくことでしょう。
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vol.51 バックスイングで肩は回さないといけないのか?
100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン
vol.51
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バックスイングで肩をしっかり回さないといけないのか?
レッスンを受けている、受けた経験がある方で、バックスイングでは、
「肩をしっかり回せ」
「もっと肩を深く入れて!」
と言われたことがない人は、いないのではないでしょうか。
こんな形です。
ゴルフの本を読んでもそう書いてあるし、
仲間同士練習場で教え合っている場面でも、よく耳にする表現です。
「肩をしっかり回せ」という表現からは、ダイナミックなフォームが連想され、
さらには、大きな飛距離が出せるイメージになりそうです。
また、「バックスイングでは、肩は90度以上、腰の回転は30度以内で」
とも言われているようです。
☆★“その定説”を徹底検証する☆★
“ 肩自体が回る角度 ”をご存じでしょうか?
ちょっと実験です。
腰から下は、できるだけ回らないように固定して、肩のみを回してみてください。
ふつうの柔軟性の持ち主なら、肩自体は20度くらいしか回らないのではないでしょうか。
「肩をしっかり回そう」とすると、意識は「肩」という単語のみに反応し、
“肩だけを回そう”としてしまうものです。
となると、腕にばかり力が入ってしまうはずです。
よく、聞くのは、飛ばしのパワーを溜めるには、
「下半身はできるだけ動かさず、上半身とのねじれ差を作れ」
という表現です。しかし、そんな動きは、プロゴルファーか、
アスリートゴルファーレベルの人くらいにしかできないことでしょう。
下半身をしっかり固定し、腕の強い引っ張りで肩を回したバックスイングは、
相当に身体がキツく、見た目にはパワフルなトップの形になりそうです。
この定説を信じているゴルファーは、「肩は90度以上回して」と、知識としては知っているので、
肩を一生懸命に回そうと頑張ります。肩自体は20度位しか回らないのに・・・。
下半身を動かすまいと踏ん張りながら腕の力だけで、下半身をねじっていることになりますから、
肩にもかなり力が入り、スイングでは好ましくない、“いかり肩”になってしまいます。
【肩だけを回したトップからダウンスイングすると?】
車に例えれば、ブレーキを踏みながら、アクセルを吹かしている状態です。
ダウンスイングではガクンと右肩が下がり、ダフったり、
それを避けたりして伸び上がってしまうミスになるでしょう。
↓ ↓ ↓
☆★上達につながる正しい理解☆★
ではどうやって、“飛んで曲がらない”バックスイングを作っていけば良いのでしょうか?
バックスイングは、肩ではなく、腰や太ももからねじっていけば、肩は “自然に” 回ってきます。
腰は、「肩の周りの半分」を目安にしましょう。
つまり、肩は「回す」のではなく、肩は「回る」のです。
さらには、肩は「回ったように見える」という方が骨格的には適正な表現でしょう。
※ 左ヒザの使い方に注目してください。
■ 右の画像が、良いバックスイングの形。自分流スイング作りで目指す形です。
■ 左の画像が、腕で引っ張り上げて肩だけを回した形
両者のバックスイングの形を比べてみると、上半身のリラックス度の違いは明確にわかります。
肩の回転量は、90度~110度くらいが理想と言われていますが、
柔軟性に乏しい方は、70度前後、柔軟性がかなり低い人なら45度位でもいいでしょう。
無理に肩の回転を得ようとして上半身が力むよりも、45度でも十分な肩の回転量と私は見なしています。
自分流スイング作りでのバックスイングは、肩を回すことより、フットワークを上手に使うことです。
フットワークを使うとは、
「左ひざを右ひざに寄せていく」
ことです。” 内また ”の感じがすれば、OKです。
バックスイングでの右ひざはしっかり曲げたまま、
左ひざを右ひざに寄せながら、腰は45度くらい右に向けましょう。
身体が硬い人は、左足かかとを少し浮かせるといいのです。
きれいに背中が目標に向き、自然と肩が回ってきます。
肩の回転量が少なくても、前定説の「バックスイングでは、左腕を真っ直ぐに伸ばす」でお話したように、
左腕に十分ゆとりを持たせていれば、ダウンスイングからインパクトにかけて、ラクに振り抜けていけます。
≪良いバックスイングの作り方≫
2.背中(肩は意識せず)を目標に向けるイメージ
だと、スムーズにバックスイングできます。
ちょっとしたイメージや意識の持っていき方で、身体をラクに使うことができます。
1と2を同時に行うと、柔軟性の低い人でもラクに肩が回るでしょう。
≪ 上手にバックスイングできるリュックサックドリル ≫
バックスイングを手先で引っ張り上げて肩を回していたゴルファーに、おススメの練習法をご紹介しましょう。
リュックサックを背負ってスイングしてみてください。(下の画像参照)
リュックサックがお手元に無ければ、イメージしてみるだけでもいいでしょう。
手先ではない、ボディターンのバックスイングのフィーリングがつかみやすいです。
適度な重さのモノを詰めてください。
肩に意識を持っていかず、フットワークを主体にして、
バックスイングでは、リュックサックを左に、ダウンスイングで右に揺すってみてください。
背中側に意識がいくので、大きな肩の回転が得られるイメージがつかめるでしょう。
<今回のまとめ>
バックスイングでの肩は、
■ “回す”のではなく、“回る”。または、“回ったように見える”という解釈と感覚を持つ。
■ 肩ではなく、下半身や背中に意識を持っていくことで、スムーズに肩が回ったバックスイングになる。
ことを解説してきました。
つまり、バックスイングで「肩を回す」とは、ヒザや股関節で身体をねじる割合が多くなるということです。。
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vol.50 「ワキを開けてはいけない」の本当の意味とは?
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「ワキを締めてスイングする」の真意
「ワキを締めてスイングしろ」
練習場で、ゴルファーの練習風景を見ていたら、ヘッドカバーやバスタオルをワキにはさんで、
落とさないようにスイングしている人がいます。とても熱心な方なのでしょう。
ただ漫然と球を打つのではなく、練習に工夫が見られ、上達したいという気持ちが伝わってきます。
ワキにヘッドカバーをはさんで練習するドリル
しかし、練習している人をよく見ていると、ワキにモノをはさんだままフルスイングの練習をしているのです。
このドリルは、肩から肩までのハーフスイングで実践するのが正しい方法です。
ほとんどのゴルファーが、“ワキを締める”というと、「ワキをぴったり閉じる」と思っているようです。
スイング中のワキは、“空間を作ってはいけない”ということでしょうか?
「ワキを締めて振れ」の表現をそのまま解釈すると、確かにそう受け取ってしまいそうです。
しかし、プロのスイング写真を見ると、トップやフィニッシュでは、ワキに空間があるように見えます。
下の画像で、ヒジとワキのスペースに注目してください。
「空く」といっても、エラーの空きと、必要かつ適正な空きの違いを理解しておきたいです。
スイング中のワキの空き具合を比較してみましょう。
実は、「ヒジをたたむ」ということに、この項目の正しい理解へのヒントが隠されています。
関連する表現として、「スイング中は三角形を崩さない」があります。
これら二つの表現を一緒に見ていくことで、誤った解釈でワキを締めた変則スイングから脱却できるでしょう。
☆★“その定説”を徹底検証する☆★
ワキを締めることを誤解しているゴルファーは、スイング中、ずっとワキを締めようとしているようです。
これでは、ワキが“締まる”が、“縮こまる”ことになり、適正なスイング軌道から大きく外れてしまいます。
「ワキが空く」正しい空間を明確にしておくことです。
先に述べたように、ワキにヘッドカバー等をはさんで、
スイング中に落とさないように練習しているゴルファーがいると述べましたが、
正しい意味とやり方を理解していないと、練習が逆効果になってしまいます。
バックスイング9時の位置以降は、ワキにはさんだモノは、むしろ落ちなければなりません。
ダウンスイング9時からフォロースルーにかけては、
またワキは締まってきますが、もちろん意図的に締めようとするのはNGです。
この練習法は、腕の動きが9時から3時の位置までで、フルスイングはしないのが正しい練習法なのです。
これでは、ワキを締めるより”縮こまって”しまいます
ワキの締まり具合の目安が案外難しいようですね。
スイング中、終始ワキを「空けてはならない」のではなく、
「スイングの途中までワキが締まっている」というのが正しい解釈です。
トップ・オブ・スイングとフィニッシュの位置では、ワキにわずかな空間ができます。
自分流スイング作りではこれを「ワキが空く」とは言わず、
「正しく必要な空間」
と考えます。
スイング中の両肘は真下を向いていればOK
≪ナイススイングへの転換のポイント≫
良いスイングは、アドレスの段階でワキはすでに締まっているのです。
スイングの動作中に、ワキを
「締めようとする意図」
は不要であると理解してください。
静止している状態ですから、良いアドレスの真似はできることでしょう。
良いアドレスに関しては、柔軟性等の身体的個人差はほとんど関係ないと思われます。
自分流スイング理論では、バックスイングでの左腕が9時~10時の位置付近では、
右肘はほぼ真下に向き、フォロースルーでの右腕が3時~2時の位置付近では、
左肘がほぼ真下を向いていれば「ワキが締まっている」としています。
つまり、ワキが締まっているとは
「バックスイングからフォロースルーで、両肘がほぼ真下を向いている」
ことと言えます。
スイング中のワキが締まっているゾーン
この位置では、ワキは締まっている(すき間が無い)ことが望ましい。
≪まとめ≫
レッスン記事等で、
「バックスイングはできるだけ身体から遠くへクラブを上げる」
などの用語にはまどわされないようにしてください。
身体の柔軟性が高いジュニアゴルファーやプロゴルファーなら可能かもしれませんが、
アベレージゴルファーには適さないでしょう。
良いスイングは、良いアドレスから生まれることは、先に述べてきました。
良いスイングは、スイング中に「ワキを締めろ」というような、
“ああしよう、こうしよう”という操作が少なくなります。
これが、自分流スイング作りの目指す考え方です。
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vol.49 スイング中の手足は、長く使うと飛ぶのか?
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具体例として、女子プロのミート率が高いことが挙げられます。
240~250ヤード平均では飛ばしているでしょう。
もちろん、240ヤード飛ばせることもありますが、当たり外れの度合いが大きく、
飛距離とミート率の関係
ミート率1,4を超えると、ナイスインパクトと言えますが、
ここが我流スイングへの落とし穴だった!
良いスイングと思われているのではないでしょう。
意図的に手足を長く使っている種目はあまり見当たりません。
※ スイング中の遠心力についての解説 ⇒ こちら
若く柔軟性にあふれたアスリート系ゴルファーならあてはまるでしょう。
手足を短く使うほうがパワーが出る
疑問を持つ視点が必要なのです。憧れだけでスイング作りをしていると、
我流スイングに陥る確率は非常に高いでしょう。
ボディの一部(といっても、締め付けるのではない)と考え、
実際は、ワキに適度なスペースが空きます。
右左に揺する動作のドリルと、クラブを反対に持ってスイングするドリルを紹介しました。
クラブを振ってみても、全くヘッドスピードが上がりません。
【上の画像】 腕を伸ばして振っている
【下の画像】 腕をたたんで振っている
下の画像の振り方が、スムーズに速く振れることがわかります。
【クラブを逆さに持ってスイング】
※ 下の3枚の画像は、クラブとグリップを反対にして振っています。
①と②の違いは、すぐにわかることでしょう。
腕は短く使った方が、圧倒的にヘッドスピードが上がります。
もちろん、通常の持ち方でも腕は短く使ったほうが、速く正確に振れます。
シャフトの先端にヘッドという鉄のかたまりが付いているので、
大きな遠心力がかかり、腕が伸ばされてしまうのです。
正しい解釈へのポイント
手足を短く使っていくことができ、ミート率の高い自分流スイングにアレンジできます。
自分流スイングでの腕の使い方は、交互折りたたみ式に
自分流スイング作りでの正しい理解です。
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vol.48 アドレスで背中はピンと伸ばさないといけないのか?
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「伸ばす」と「反らす」は似て非なるもの
下の右画像が「反った」背すじです。
大半の人が「背すじはピンと伸ばして構える」と思っているのです。
野球の打席での構え、卓球のサーブの姿勢を思い浮かべてみてください。
ここが我流スイングへの落とし穴だ!
20歳と45歳、さらに60歳の人のそれぞれの背すじの伸び具合の違いは明らかです。
アマチュアゴルファーが「○○選手のように、背すじをピンと伸ばさなければ」と解釈してしまうのは、
憧れもあり、自然な流れでしょう。
アマチュアゴルファーに誤解を与えるようになってしまったのでしょうか?
≪背すじの伸びは個人差が大きい≫
ゴルフのアドレスは、股関節を上手く使うためにお尻を出して構えます。
伸びの度合いは、年齢や背筋の強さにもよるので、個人差が生まれるところでしょう。
今度は逆に、背すじをピンと反ったままスイングをしてみてください。
フォロースル―で身体が伸び上がって、アゴが浮いてしまい、スムーズなターンができません。
自分流スイングへの転換のコツ
アドレスでの背すじの伸び具合という理解が、自分流スイング作り考え方です。
普段の立ち姿でも、背中が曲がり気味の人がいました。
「お尻だけ出して、もっとラクに構えてスイングしてみてください」
普通の立ち姿も背中は曲がり気味です。
正しい理解のポイント
ダウンスイングからインパクトにかけて、スイングしている人の腕とクラブを“消して”みてください。
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vol.47 ダウンスイングでタメを作らないと飛ばないのか?
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vol.47
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
ダウンスイングからは、
「ギリギリまでタメをほどくな」
という表現を聞いたことがあるでしょう。
グリップが腰の高さ付近まで下りてきても、シャフトは地面に対して
まだ垂直(正面から見て)に近い角度で立ってしなっている瞬間のことです。
まさに、アマチュアゴルファーの憧れの形です。
しかし、この「ギリギリまでタメをほどくな」という表現を真に受けているゴルファーは、
切り返しからタメを、手で意図的に作ろうとしているようです。
ここが我流スイングへの落とし穴だった!
「タメを作ろうとする」タイプの症状として、決まって右に飛び出して右に曲がる弾道に悩み、
それを警戒して過度のリストターンをしてしまうといった、左右のひどい曲がりに悩んでいます。
そうやって、曲がりが予測不能の我流スイングへと陥ってしまっています。
ゴルフ本などでプロが言う、
「ダウンスイングからギリギリまでタメをほどくな」
とは、”プロの自分自身のイメージ”であり、
「タメをほどいてはいけない」
ということではありません。
いつの間にか、そう伝わってしまったようです。
ほんの15年程前までのクラブは、シャフトが短くヘッドも小さかったので、
このタメのテクニック(シャフトをしならせる)が必要とされていました。
ダウンスイングからタメて下ろさないと、飛距離が出せなかったからです。
作るのではなく、「できる」もの
タメは、手で意図的に作るのではなく、
切り返しでの上半身と下半身のねじれ差ができる一瞬で“できる”もの
です。しかし、このテクニックがなかなか難しい!
「ギリギリまでほどくな」の解釈が一人歩きしてしまい、
身体のターンや、タメをほどく動作のタイミングを見失ってしまうのです。
■ 自分流スイングへの転換のコツ
この戻す、コックをほどく動作がアンコックです。
切り返しで生まれたタメを、
自分流スイング作りでは、スイング軌道は円を目指します。
ヘッドが先行していないNGな形は、クラブヘッドのベクトルが目標方向になっています。
これでは円運動にならず、遠心力も活かせません。
クラブヘッドは、目標側に出していくのではなく、左肩の後ろに放り投げるイメージです。
【まとめ】
最近のクラブは、シャフトも長く性能も良くなり、タメはかえって不要になってきました。
難しいタメのテクニックを、シャフトの長さと性能が代行してくれるのです。
アンコックだけで十分に飛距離を出すことができます。
アンコックは、タメのテクニックよりもずっとやさしく、練習すればマスターできるようになります。
自分流スイングでは、ダウンスイングから積極的にアンコック&リリースしてヘッドを先行させ、
ミスの頻度と度合いの少ないドローボールを目指します。
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vol.46 「ダウンスイングはインサイドから」を誤解していないか?
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vol.46
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ダウンスイングは「インサイドから下ろせ」の正しい理解
「インサイド~アウトサイド軌道で振れ」と表現されています。
ここが我流スイングへの落とし穴だった!
などとも表現されますが、アンコックやボディターンといった
他の必要な動作と組み合わせないと、
結果的にタメをほどかなかったことと同じことになり、
右に飛び出して右に曲がる、OB続出の
最悪のプッシュスライスの原因になっています。
クラブフェースが開いて下りてきて、大きく右に飛んでいくことになる、
我流スイングへと陥ってしまったのです。
さらにインサイドから下ろせば、これはかなり右方向に打ち出してしまうことになります。
自分流スイングへの転換のコツ
視覚化するためにターゲットラインを引いてみます。
ダウンスイング8時の位置でも、クラブヘッドとシャフトが
バックスイングとほぼ同じになれば、ナイスショットは約束されます。
これが、インサイドからダウンスイングすることです。
下ろしているゴルファーは、
インパクト直前のヘッドの位置と
シャフトの角度を画像のように
イメージしています。
これでは、スクエアなインパクトに間に合いません。
間に合わせようとしますが、
合わせるのが困難で、
なかなか安定したショットは打てないでしょう。
ほぼ真上を向いているのが適正です。
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vol.45 フォロースルーは大きくて速いほど飛ばせるのか?
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フォロースルーは腕で大きくするな
ヘッドスピードの方が速かったということでしょうか。
結果的に(意図は込めずに)「そうなる、なっている」の違いを見ていきましょう。
ここが我流スイングへの落とし穴だった!
遠心力を考慮しなければ、円と直線がケンカしてしまう
※ 「遠心力について」は ⇒ こちら
ヘッド軌道は遠心力で膨らんでいきます。
我流スイングへの落とし穴があったのです。
自分流スイングへの転換のコツ
実際の形としては左右対称ではないという理解が必要です。
「イメージ」と「実際」が違うということの理解が必要です。
※ 参考ページ「失敗しないスイング作りの5か条」
クラブを反対に持って振ってみてください。
腕はコンパクトにたたんでいくはずです。
ビュンと音は鳴らないでしょう。
≪正しい解釈へのポイント≫
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vol.44 スイング中のベタ足は、安定感につながるのか?
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vol.44
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下半身の安定はベタ足との関連
「スイングを安定させるには、下半身の動きを抑えることだ」
「安定したショットをするには、べた足にしろ」
と、よく耳にしませんか?
「バックスイングの左足かかとヒールアップは、軸がブレる」
などと言われています。
一方、インパクトからフォロースル―にかけても、
右足はべた足が良いと言われることもあり、
これも解釈が難しそうです。
今回は、
1. バッスイング、フォロースル―の「ヒールアップ」と「べた足」の違い
2. そのメリットとデメリット
という視点で展開していきます。
NGスイングへの落とし穴
ゴルファーは、「スイングが安定する」や「軸がブレない」という言葉に弱いようです。
べた足(左かかと)でバックスイングをするためには、
股関節の可動域の充分な広さが必要です。
しかし、アマチュアゴルファーで
必要な可動域を備えている人は大変少ないです。
一方、フォロースル―でのべた足(右足の)を正しく理解するには、
「べた足の状態」や「べた足の期間」という目安が必要です。
アプローチショットは別ですが、
フォロースル―からフィニッシュにかけて、
べた足のままのプロは皆無です。
ということは、いつか右足の
かかとは上げていかなければなりません。
「いつまで(期間)べた足のままでいいのか」
がわからないから、「べた足」という一点に意識が
ロックされてしまい、そのまま手だけでフィニッシュまで
振ってしまうのです。
これでは、身体の回転や腕の動きがじゃまされ、ヘッドスピードが出せません。
「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」
ようなもので、NGスイングへと陥ってしまうはずです。
自分流スイングへの転換のコツ
ゴルフでは、完全ベタ足でいいのは、パターだけです。
フォロースルーで右足のかかとは、明らかに浮かないまでも
浮こうとしているのが正しい理解です。
フォロースルーで右かかとが浮いていかないと、
スムーズな身体の回転ができません。
スイングでスムーズな回転をするには、
上半身ではなくフットワークで回転していくのが
良いスイングであり、
正しくフットワークを使って軸回転をすれば、
安定したインパクトが実現できます。
スエ―してしまうかも?
左かかとを、ヒールダウンさせると同時にダウンスイングを開始すれば、
下半身から順番に動かせて、スイングのリズムもタイミングも良くなってきます。
よって、自分流スイング作りでは、
「バックスイングで左足かかとをべた足にするメリットはない」
と考え、ヒールアップを推奨します。
極端にヒールアップするのではなく、球1個分程度で十分です。
左ヒザは前方に突き出さず、内股に使っていきます。
【正しいダウンスイングの実感】
ヒールアップしたトップの位置で3秒程静止してみてください。
腕でクラブを引っ張りあげず、上半身や腕をリラックスさせることも忘れないようにしましょう。
この状態から、左足かかとをドンと踏み込めば、必ず腕が勝手に下りてきます。
結果的に、ダウンスイングは適度なインサイドから下りてきて身体のターンもスムーズになります。
正しい解釈へのポイント
特にフォロースル―においてのベタ足とは、ほんの一瞬であり、
ずっとキープすることではありません。
高速度カメラで撮られた連続写真の、その一瞬だけを見ていたら、理解を誤ります。
べた足タイプのスイングとは、
「ベタ足の状態や期間が長いタイプか短いタイプか」
に分かれるだけです。特に飛ばし屋タイプでは、
インパクトゾーンで右足をベタ足にしていることは、ほぼありません。
スイング中のエックス脚をキープして、一気に右足をターンして飛ばしていきましょう!
もちろん、べた足で上手く打てている人は、そのままでOKです。
柔軟性に富んでいるか、腕の使い方が上手なゴルファーなのでしょう。
ここでの解釈で大事なのは、
「べた足でなければならない」や「ヒールアップしてはならない」
といった“限定”はよくないということです。
自分の特徴や身体能力を見きわめ、適している方法を採用することが
自分流スイング作りなのです。
《 べた足のメリット 》
最後に、べた足が特に必要な場面をお教えしましょう。
傾斜地からのショットやバンカーショットです。
これらの場面では、スイング中終始ベタ足状態が必要です。
傾斜地やバンカーショットでのべた足スイングの腕の使い方は、
ヒジをコンパクトにたたみ、手首を柔らかく使うことです。
通常のアドレスよりもヒザを低く落として連続素振りをしてみてください。
傾斜地やバンカーからの腕の使い方が上手になります。
また、スイング軸が安定し、バランス力がアップする一石二鳥の練習法です。
傾斜地ショットの直前に実践すれば、ナイスショットの確率が上がるはずです。
【まとめ】
■ ベタ足の意味を正しく理解していないと、腕の動きが悪くなり、ミスショットになりやすい。
■ ベタ足スイングは、股関節の可動域の充分な広さが必要だ。
■ 自分流スイング作りでは、逆にヒールアップをお勧めする。
■ 左ヒールアップは、バックスイングでしっかりねじれて肩が入り、良いトップが作れるし、
ダウンスイングからは、自然に下半身から始められ、スイングのリズムやタイミングが良くなる。
■ スイング中、やや内股感覚を維持していれば、軸ブレやスエーは充分防げ、
ヒールアップのデメリットは気にしなくても良い。
■ ベタ足が必要な状況は、傾斜地やバンカーショットである。
バランスが保ちにくいし、平地や芝の上からの通常のショットよりも、
少ないフットワークで済むからだ。
■ 考え方として大事なのは、
「ベタ足にしなければならない」「ヒールアップしてはならない」
といった「限定」は良くない。
■ 自分の身体的特長や能力を見きわめ、
ベタ足かヒールアップの適している方を選ぶのが賢明である。
vol.44
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